ケンタロウ

【ケンタロウさん】料理は、権利。したい人がすればいい。

アサヒグループのサイトの中の「毎週アンケート」で、「男の料理、女の料理」を見つけました。

男の料理、女の料理|毎週アンケート|ハピ研 青山ハッピー研究所|アサヒグループホールディングス

20歳以上の男女それぞれに聞いた料理の意識調査です。
質問自体はよくあるものですが、とても細かく分析されてて、見応えがあります。
特に、自由回答が面白くて、思わずツッコミたくなります。

料理が嫌いな男性では、「面倒」「やってみたいとも思わない」と言ってます。
シンプルでわかりやすいです。
それでいいです。
面倒と感じることをやっても、楽しくないですし、無理にやらなくていいです。

「一人分なら出来たものを買ってきた方が経済的」と言う人がいました。
そんなことはありません。
経験上、買ってくるより、自分で作った方が、はるかに安くできます。
料理は、工夫力です。
スーパーで惣菜を買ってくるより高くなりそうなら、どうやったら安くできるかを考えるのが、工夫です。
もし、そういうことを考えるのも面倒なら、料理が好きではないということです。

「毎日のメニューを考えるのが苦痛」という女性がいました。
「メニューを考えるのがツライ」にも、2通りあります。
①今日作るメニューが思いつかない
②いつもワンパターンになってしまう

もし、今日明日のメニューを考えるのが、本当に苦痛なら、料理が好きではないのです。
料理が好きな人は、作りたいメニューが次から次へとどんどん出てきます。

気がついたら、いつも同じものを作ってしまうというのも、よくあります。
それ自体は悪いことではありません。
好きなものを好きに作っていいのです。
でも、もしそこから抜け出したいなら、図書館にでも行って、ピンとくるレシピ本を借りてきて、徹底的に作り込みましょう。
ある意味、料理は、算数です。
食材と調味料と調理法の足し算と掛け算で、無限にバリエーションを増やせます。

「本の通りに作ってもおいしくできない」という女性がいました。
どんな本かはわかりませんが、もしかしたら、あなたにはその本が合ってないかもしれません。
その本が良くないということではありません。
人間にも相性があるように、レシピ本にも、相性があります。
合う本と合わない本があるのです。
合わない本を読んでも、ツライばかりです。
結局は、好みの問題なので、合う本を見つけるしかありません。

もう一つは、どう作っているかです。
どんな本のどのレシピをどう作ったかわかりませんが、
もしおいしく作れなかったのなら、何がどううまくいかなかったのかを見極める必要があります。
味付けなのか、火加減なのか。
野菜は、季節によっても水分量が違って、それだけでも味は変わります。
ある意味、根気がいる作業です。

男性が料理をするのは、「カッコ悪い」と思う女性もいるようです。
ケンタロウさんも、別にカッコいいと思われたいから料理をするわけではありません。
結果として、カッコいいと思われることはあっても、目的ではありません。
たとえ「カッコ悪い」と思われても、したい人はします。
どう思われようが関係ないです。
カッコいいと思われたいがためにする方が、よっぽどツライです。
本当に料理が好きな人は、カッコいい悪いはどうでもいいのです。

「男性は料理なんかできなくていい」と言ってる人がいました。
これは、ちょっと気になりました。
料理「なんか」と言っているからです。
真意はわかりませんが、「料理は女性がするもの」が文面から伝わってきます。
「できてもいいけど、できなくてもいい」と、「できなくていいけど、できてほしくもない」は、違います。

「プライベートな場所なので、私のキッチンには誰も入ってほしくない」という強気な人もいます。
この人が結婚されてるかどうかはわかりませんが、もう一人で住むしかありません。
もし、夫が料理マニアなら、どうするのでしょうか。
料理がしたくてウズウズしているのに、「ここには入らないで」と言われたら、こんなにツライことはありません。
「キッチンに入る人は嫌い」なら、キッチンに入らない人を選ぶしかありません。

「女性よりも料理上手だと女性の立場がなくなってしまう」と言う人は、いったいどんな立場なんでしょうか。
男性が作った料理が上手なくらいで、立場がなくなるなら、それくらいの立場なのです。
プライドと言い換えても、同じです。
所詮、その程度のプライドなのです。
本当のプライドは、どんなことがあっても、減ったりなくなったりしません。
もし、料理で負けるのが嫌なら、立場がどうのこうのを気にする前に、あなたも努力すればいいのです。
それが人間としての向上心であり、努力の正しい使い方です。
料理と力関係は、まったく別問題です。

 

このアンケート結果では、半数以上の男性が「女性が料理をするのは当たり前」と答えてます。
そう答えた人が、普段料理をしない人だとしたら、そもそも料理の楽しさを知らないのです。
知らないから、好きにもなれないし、やってみたいとも思わないのです。

「ケンタロウ+キッチンでおいしい生活」のまえがきで、ケンタロウさんは「俺は料理が好き」と言ってます。
これがすべてです。
ケンタロウさんは、男も女も関係なく、料理はしたい人がすればいいというスタンスです。
料理をしたい人は、どんどん料理が上手になります。
料理をしない人は、ますます料理を避けるようになります。
こうやって差が開いていくのです。
「女性が料理をするのは当たり前」と言ってるうちは、料理の楽しさを知らないままですが、それも一つの生き方です。
料理は、しなければならないことではなく、好きな人だけがすればいいのです。

◉参照
【ケンタロウさん】食べるのに性別は関係ない。料理も、性別は関係ない。

【提言】ケンタロウ本「ふたりのハッピーメニュー」のエッセイは家庭科の教科書(もしくは副教材本)に載せるべき/その2

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