ケンタロウ

【妄想】メルカリで見つけたケンタロウ本を買ったケンタロウさんが出品者の家まで取りに行った…

メルカリに「ケンタロウ鍋」が出品されていました。
なんとサイン入りです。

説明に「大切にしてましたが、お譲りします」とありました。
本当に大切な本なら出品しないと思うのですが、突然気が変わって大切じゃなくなったかもしれません。

メルカリだけでなく、多くの通販は購入者の家に品物が届くというシステムです。
もし、出品者の自宅まで購入者本人が受け取りに行くというオプションがあったら面白いです。
出品者の近隣に住んでる人なら、すぐに取りに行けますし、送料のかからないので安く買えます。
出品者も手間がかからないし、送料分がそのまま売り上げになるので、メリットがあります。

たとえば、そのサイン入り「ケンタロウ鍋」を買ったのがケンタロウさんで、それを知らずに玄関を開けたら、目の前にいたのがケンタロウさんだったら…

 

「あ、どうも、本を受け取りに来ました」
え、えっ、ケ、ケンタロウさん、ですよね?
「はい、そうです、近くだったもので…」
ご本人が買われたんですか?
「あ、はい」
すいません、サイン本なのに…
「それなんですよ」
すいません…
「あ、別に謝らなくていいんです。いろんな事情がおありでしょうし…」
「あ、でも、もし、もしですよ、よろしければ、少しだけその事情をお聞かせいただければと思って、来させていただいんですよ。だって、自分で言うのもなんですが、サイン本て特別じゃないですか。それを手放すって、よっぽどのことがあったんだろうなって」
ああ、そうなんですね。
「あの、そんな説教じゃないですよ、その—何かあったのかなって」
…実は、ついこの前、彼氏と別れて…

 

最初はケンタロウさん本人が現れてびっくりしてたのですが、これまでの経緯を少しずつ話し始めるのです。

別の人の家に取りに行くと、出てきたのは見るからに若い青年でした。
そこでまた同じように出品した理由を聞くのです。

 

本に書いてある通りに作るのですが、どうもうまくできないんです…
「俺の本、難しい?」
いや、別にそういうわけじゃないんですが、思ってるようにならなくて、だんだんと料理自体がめんどくさくなってきちゃって…
「ああ、そっかぁ…、あの、ちょっと台所借りていい?」
え、あ、いい、いいですよ…

と、上がり込んだ台所で即興レクチャーが始まるのです。

 

次の家で出てきたのは、いつも仕事の帰りが遅いという女性でした。

ケンタロウさんの本には、10分でできるって書いてあるじゃないですか?
だから、これならできるかもって思うんですが、帰りに寄れるスーパーはもう閉まってるし、疲れてて、もう何もしたくないっていう状態で…
「ああ、そうなんだね」
「じゃ、こう考えようよ。まず、料理は義務じゃないから、したくないならしなくていい。できる時に、できることだけ、する」
あ、はい。
「俺のレシピは、あくまでもサンプルで、こう作ってくれ、じゃなくて、こういうこともできるよっていう例に過ぎない。本にはそうは書いてなけど」
すいません、なんか勘違いしてたみたいです…

と彼女はこぼれる涙を拭きながら言いました。
それを聞いたケンタロウさんも思わずもらい泣きするのです。

 

もちろん、そんなシステムは存在しませんし、採用されることもありませんが、もし、出品者全員の家にケンタロウさんが取りに行って話を聞くことができれば、その本を買った頃の気持ちを思い出してくれるかもしれません。
だからと言って、ケンタロウさんに会いたいからと、わざと出品するのはやめましょう。

 

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