ケンタロウ

【ケンタロウさん】レシピ本はラブレター。

レシピ本には「私はこれが好き」というように著者の好みが書かれてるのと、淡々と材料や作り方のみを書いてるのと2種類あります。

どっちもあっていいですが、読んでて楽しいのは、やっぱりその人の好みがわかるレシピ本です。
この人偏ってるなぁと思うくらいに好みがはっきりしてる方が感情移入しやすいですし、読んでて気持ちいいです。

そういう意味ではレシピ本はラブレターですし、料理を通して思いや生き様を読者にぶつけてほしいのです。
単にデータとして材料と作り方を伝えるなら、これからはロボットの仕事になります。
人間が書いて人間が読むのですから、どうせなら人間臭いレシピ本がいいです。

ケンタロウ本は好みがダダ漏れしてますし、むしろ好みしか書いてないです。
それでいいですし、それがいいのです。
ある意味レシピ本の王道をいってます。

気づいてる人もいるかもしれませんが、ケンタロウ本でエッセイが書かれてないのは1冊もないです。
もちろん著者が書きたくても編集者の意向で書けないこともあるでしょうが、こぼれ話でもいいので、少しでも脱線してくれるとホッとします。
学校の授業でも真面目な話ばかりだとダラけるし、雑談の方が先生の人間味がわかって後々記憶に残ってたりします。

「毎日カレーでもいいくらい好き」というのは直接レシピには関係ないことですが、でも書いてあるとうれしいです。
なぜなら、レシピ本はラブレターなのです。

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