ケンタロウ

ケンタロウ本「小林カレー」の、知らなかった3つのこと

鈴木めぐみさんの「料理書のデザイン」(誠文堂新光社)には、「小林カレー」(幻冬舎)が紹介されています。


「料理書のデザイン」で、ケンタロウ本を発見

この本では、「著者の世界観に寄り添う」の1冊として「小林カレー」が取り上げられていて、どのようなデザインをしたのかを、アートディレクションを担当した有山達也さんが解説してくれています。

ケンタロウ本「小林カレー」のアートディレクター有山達也さん

本のコンセプトや構成、フォント、ノンブル(ページ表示)など、いろんなデザインのポイントが書かれてあるのですが、ここでは意外だった3つのことを紹介します。

①題字

まずは、表紙の題字(タイトル)です。
「小林カレー」と著者名は、活字ではなく、手書きになっています。

この本を買った時から、この字はケンタロウさんが書いたものではないとはわかっていましたが、誰が書いたかはわかりませんでした。
書いたのは、実は、有山さんでした。
アートディレクターが書くこともあるんだなと、ちょっと意外でした。

②母ではない

この本を持っている人はわかると思いますが、奥付のページにケンタロウさんの写真があります。

問題は、ケンタロウさんの左隣りの女性です。
パッと見、「お母様?」と思いますが、よく見ると違います。
「でも、一緒に写っているんだから、やっぱりお母様なのかな?」と納得いかないまま、ずっと放置していました。
喉に魚の小骨が刺さったまま、10年以上ほったらかしにしてたようなものです。

やっぱり、お母様(カツ代さん)ではないそうです。
でも、これが誰かは書いてありません。
この写真のためだけにまったくの他人をキャスティングするのも不自然ですし、でもそれをあえて狙った可能性もゼロでもないので、ますます気になります。
喉の小骨は、まだ取れそうにありません。

③タイトルの由来

これが一番びっくりしました。
ケンタロウさんの苗字は、小林です。
しかも、カレー好きです。
だから、「小林カレー」だと思ってました。
でも、違いました。

なんと由来があったのです。

以前、こんなのを書きました。
【ケンタロウ本】あの小林カレーとこっちの小林カレーは、どっちが小林カレーか問題。

上の記事にも書いた、福岡にある「小林カレー」というお店がモデルなのです。
カメラマンの長野陽一さんの実家が福岡・二日市で、
有山さんと長野さんとケンタロウさんとでそのお店を見て、「それいいね」となったそうです。
文化祭の模擬店を決まるようなノリで、なんともチームケンタロウらしさを感じます。

小林カレー (コバヤシカレー) – 二日市/スープカレー [食べログ]

福岡県筑紫野市二日市中央2-6-11

ちなみに、「小林カレー」の製本データも記載されてました。
カバー:塩化ビニール
表紙:JETスター
本文:OKトップコート+
製本:かがり網代(あじろ)綴じ

 

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