ケンタロウ

読書メーターでケンタロウ本レビューを読んでみた/洋食 ムズカシイことぬき編

「最近のケンタロウ本はコジャレてて作り方が見づらいイメージだったけど、この本はいい」と言ってる人がいました。

これを書いた人はどういうニュアンスで「こじゃれた」と表現したかはわかりませんが、辞書的な意味合いで解釈すると「ちょっとオシャレな」です。
ざっくり言えば、最近のケンタロウ本はオシャレな体裁で見にくい、らしいのです。

具体的にどの本がそれに該当するのかわからないですが、レビューを書いたこの「洋食 ムズカシイことぬき」は見やすいそうです。
それよりに前に出た本を遡ってみましたが、共通する特徴は見つけられなかったです。

この本はレシピページが白地、料理の写真は別ページで独立してるのが特徴なのですが、この人はそういうのが好みなんでしょうか。
好みは人それぞれですが、このケンタロウ本は好きとか好きじゃないがわかるのも、他の本も見てくれているから判断できるのであって、これ1冊だけなら比べようがないので、きっとケンタロウさんが好きな人なのでしょう。

好きなものほど好みははっきりとします。
どうでもいいと思ってたら好きとか嫌いもどうでもよくなります。
ついオシャレなデザインがいいに決まってると思いがちですが、オシャレすぎるとかえって見にくいという人もいて、面白いですね。

「YES/NOがはっきりしていて気持ちのいい人」と言ってくれている人がいました。

この人はケンタロウさんのことがよくわかっていますし、愛を感じます。

すべてのケンタロウ本で著者の主義主張が載ってるわけではありませんが、中には本音ベースのストレートな主張が書かれてる本もあります。
料理本の主役はあくまでレシピで、著者のメッセージや主張は必ずしも必要ではありませんが、個人的にはあってほしいです。

当たり障りのない無難な解説より、時に思わず考えさせられるようなメッセージにケンタロウさんらしさを感じます。
たとえば「人に何を言われようが食べたいものを食べたいように食べる」はわざわざ料理本に書かなくてもいいですが、あえてメッセージを出すことで料理に対するスタンスや生き様がわかります。

共感する人もいるでしょうが、反感を覚える人もいるでしょう。
それでいいのです。
10人中10人に好かれるのが理想でしょうが、そこを目標にしてしまうと何も発信なんてできませんし、それこそ八方美人になってしまいます。

八方美人な人に魅力は感じません。
料理のクセも味の一つのように、人間のクセも魅力の一つなのです。
たとえ嫌われても言いたいことは言っていいですし、極端なくらいがちょうどいいです。
激辛カレーも熱烈なファンがいるように少々荒っぽいことを主張しても大丈夫です。
ちゃんと見てくれている人は必ずいます。

ケンタロウの洋食 ムズカシイことぬき! 感想 ケンタロウ – 読書メーター

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