ケンタロウ

読書メーターでケンタロウ本レビューを読んでみた/ドーンと元気弁当編

「一人暮らしの始まりに母親から渡された一冊」

もうこれだけで映画のオープニングに使えます。
膨大な料理本がある中で、お母様はなぜこの本を選んだのか、持ってた本なのか、それとも本屋さんで迷いながら買ったのか、どういう気持ちで贈ったのか。
考え出したら止まりません。

きっと餞別もあげたでしょうが、料理本を贈るというのも粋なお母様です。
この息子さんももらった時のことをよく覚えてるからここのレビューに書いたのでしょうが、それを思い出したのもドラマです。

文面ではつい最近のことなのか、それとも昔のことかはわからないのですが、いろんな思いが詰まってる本ならこれからも大事にされることでしょう。
初めて作ったレシピも気になります。

「ちまちまとかわいいのがお弁当と思ってたのでカルチャーショックを受けた」

かわいいお弁当といえば、真っ先にキャラ弁を思い浮かべますが、Instagram でも大量のキャラ弁を見ることができます。

ケンタロウさんのイラストを見た人はわかると思いますが、彼のデザインセンスはプロ並みなのでアンパンマンとかサンリオのキャラ弁なんか簡単にできてしまうでしょう。
でも、やらないと思います。
それは毎日はできないからです。

ケンタロウさんは「現実的な料理」をモットーにしています。
キャラ弁を作るにはアイデアと材料と根気が必要です。
2、3日はなんとかできたとしても、すぐにギブアップしてしまいます。
頑張らないとできない料理は、裏を返せばどこかで無理をしているということです。
無理しなくてもできるのがケンタロウさんの考える「現実的な料理」です。

もちろん料理は見た目も大事ですが、見た目ありきになってしまうとともすれば料理の本質からは外れてしまいがちです。
かわいいに越したことはないですが、たとえかわいくなくても、作るのに疲れなくて、プラスおいしければ、それで十分です。
それはお弁当に限らず、すべてのケンタロウレシピに共通する大事なポイントなのです。

ドーンと元気弁当―食べざかり、伸びざかりに 感想 小林 ケンタロウ – 読書メーター

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