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カレーの香りで子どもの偏食をなんとかしたいエスビーの「キライを好きに」プロジェクトが素晴らしい。

まずはこの動画を見てください。

この動画を見て、自分の子供の頃を思い出しました。
私も好き嫌いが多い方でした。
母もそれを知ってて、わざと嫌いな食材を使った料理を作っていたこともありました。
今でもはっきりと覚えているのが、母の向かいに座ってる私に無理やり食べさせるためごはん茶碗におかずを乗せてくるのです。
毎日昼と夜、必ずです。
よく学校の給食で嫌いなものを食べ終わるまで残らせるというのがありましたが、あれが家でも行われていました。
時には手が出ましたし、たとえ吐いても食べさせられました。
毎日嫌な思いをしながらもなんとか飲み込んでいましたが、冷静に考えれば親という圧倒的な力関係を利用したただの親ハラでした。

大人になり自分で料理をするようになってわかったことがあります。
ずっと食わず嫌いだと思っていたのですが、実は母の作る料理はおいしくなかったのです。
母は料理が好きではなかったですし、味の好みも合わなかったです。
いつも同じ食材を使い同じ調理法で同じ味付けの同じメニューしか出てきませんでした。
大鍋で作ったおでんは3日続けて出てきましたし、最後は残った煮汁でうどんや味噌汁になり、煮詰まってやたら塩分の濃い汁を飲まされました。

そういうのを思い出すたびに食育って本当に大事だなと感じます。
何を食べるかは栄養的にも大事ですが、どう食べるかも、人生を形作る上でとても大事です。
好きなものをおいしく食べると楽しいですし、会話も弾んで幸せな気持ちになります。
ところが、嫌いものを力づくで食べさせられると食事どころではなく、ただ耐えるだけの時間になってしまいます。

私の家もテレビを見ながら食事をしていましたが、ついテレビに夢中になってしまって、何度も電源を消されたことがあります。
中学時代には、食事の時間イコール勉強やテストの話をする時間になり、それはイコール説教の時間でした。
学校から返されたテストの答案用紙を食事の時間に渡すのです。
照明は点いていても、気分は真っ暗です。
説教されながらの食事はもはや食事ではありません。
好きなものもおいしく感じませんし、ただひたすら目の前の食物を箸で口と胃に送る作業でした。

体のためだけの栄養ならサプリメントで十分ですが、食事はそれだけではありません。
体にも心にもおいしい食事が幸せな食事です。
あの動画に出てきた子供たちはたとえ嫌いなものでもおいしく食べることができて本当にうれしそうでした。
そしてそのうれしそうな子供の顔を見ることができたお母さんも幸せな顔をしています。
嫌いものを食べられるようになるのは、素晴らしいです。
おいしくてうれしくて幸せな気持ちになれるのは、もっと素晴らしいです。
たとえカレーがきっかけであったとしても、食べられたことが自信になることで、もっといろんなものが食べたいと思えるようになるでしょう。

お悩み相談室のページにもグッときます。

レシピページもありますが、動画も載せておきます。

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